今日は、形成外科へ行きました。
先生との会話が面白かったので、対談形式で全貌をお伝えします。
〜先生着席、カルテを見ながら。
「齋藤さんね、はい、よろしくお願いします。
ん〜、で?あ、先週42km走って?昨日13km走れたのね?走るのね、すごいね。
じゃあそれはもうあれです、足が弱いとか、怪我とかじゃないです。
そういう人はまず、走れませんから。そこの扉に歩いて行く事もできませんから」
私「あら。捻挫かと思ったのですが」
「う〜ん、それはどうかなぁ。はい、足見せてください。
あ〜、でも腫れはひどいですね。熱も帯びてますね。じゃこれは痛いですか?」
と足首を固定しながら何方向かへ動かす。
私「いや、痛くないです。」
「やはり、骨でも筋肉でもないですね。これは何らかの細菌の仕業ですね。
皮膚の内部であなたの細胞が細菌に負けっぱなしなのです。
よって炎症がおきているのだと考えられます。」
私「負けっぱなしですか(笑」
「そうです。勝つ為に抗生物質を送り込みましょう。」
私「わかりました。」
「湿布もサポーターも必要ありません。ですが、絶対安静にしてください。
次のマラソンはいつですか?」
私「2週間後です。治りますか?」
「何とも言えませんが、走るなと言っても走るでしょ?」
私「あ、わかりますか」
「走る人を止めて気が狂われてもこまりますからね。そうでしょ?
だからきっちり薬を飲んで、4日後にもう一度見せてください。」
私「いや、狂いはしませんけど(笑)わかりました。4日後に来ます。」
「はい、そうしてください。では、お大事に。」
私「で、先生は出身が与論島とお聞きしました。私、来年はヨロンマラソンに出ようと思っているのですが、与論島ってどうやって行くのですか?」
「....まったくもう。」
〜先生、カルテを裏返して、地図を描きながら教えてくださる。
「鹿児島がここ。で、奄美大島があって、沖縄があって、ここが与論島です。
東京から沖縄に飛んで、ここから船で4時間で行きます。
あるいは、鹿児島へ行って、沖縄へ行って、飛行機でも行けます。
私、実家の縁側に寝そべって、第一回ヨロンマラソンを見ていましたが、船で来た人達はヨロヨロ、ゲロゲロしてましたよ。
確か開催は春先でしたね?あの頃は太平洋高気圧で波が高いのです。
船に自信がない方は飛行機が無難でしょうね。」
私「すごい。ありがとうございます。私、飛行機で行きます。」
「はい、そうしてください。じゃぁ、また4日後」
私「ありがとうございました〜!」
という、本当に口調そのまま文章にしましたが、面白い方でした。
で、なぜ私が先生の出身地を知っているかというと、
机の上にどでかいシーサーと、スターバックスの沖縄限定タンブラーが飾られていたのがものすごく異色で、先生が来るまで待っている間、看護婦さんに「先生は沖縄がお好きなのですか?」と訪ねた所、「好きというより、出身なんです。沖縄ではなく、与論島ですけど」といういきさつがあったのでした。
家から一番近いという理由でそこへ行ってみたのですが、大変楽しい時間を過ごすことができました。
今日は卓球も休んで、勝つ為の抗生物質を飲んで、おとなしくしています。
安静にしてると、投稿の文章も長くなるわけです。
最後までおつきあい頂きありがとうございました。
皆様も細菌にはくれぐれもご注意ください。