月曜日の朝は何かとバタバタしているいつもの職場に、一匹の豆柴がひょっこり迷い込んで来ました。
我が社の事務員はみんな大の犬好き。
仕事のバタバタも忘れてとりあえず保護、一人は紐につなぎ水を与え、一人は市役所やら警察やらに連絡をし、私は食べ物を買いに行くなどしてあれこれ世話をしました。
程なくして市役所に電話を入れた飼い主さんから連絡があり、無事引き渡すことが出来ました。
豆柴の名前は「小春」でした。
ほんの3時間くらいだったけど、名前がなくては不便という事で父が付けた仮名は「富士子」
金太郎といい富士子といい、そのネーミングセンスは一体何なんだ、父よ。
もう一人、犬好きの営業のおっちゃんがエサを手に戻って来ましたが、すでに引き渡した後で、飼い主さんがくれた手土産のお煎餅を見て「犬が煎餅に化けた...」とちょっと寂しそうでした。
このようにして、みんなが小春に心を奪われた朝のひと時でした。